会長のこぼれ話
会長(前社長)のこぼれ話
7105 お仕事のお話
堂領弘隆 昭和31年3月16日 69歳 高校3年の時当時父がやっていた建設業の跡を取る
と決め大学の建築学科に入りました。
卒業後その有限会社堂領建設に入社しましたが社長の父と折り合い悪く辞めてほかの建設
会社に入りました。30歳の時独立しようと考え個人創業し 今年で40年を迎えました
建築を志してから52年 一度も建設業という業種をやめた事はありません
いま世の中 テレビやネットで多くの会社が 例えば リクル-トエージエント マイナビ
インディ-ド ホットスタッフ 求人ボックス などが盛んに転職(仕事を変わること)を
勧めています。 あんなに毎日有名人を使ってテレビCM流していますがすごくお金がかかって
いるはずですがそれだけ転職の需要があるんだと思います。
うちもマイナビに登録したことが有りますが2か月で70万円 結果は出ませんでした。
まず最初についた職場 例えば建設会社に3年 そして自動車販売会社に3年 お菓子屋さんに
3年 といろいろ自分に合う職業を探すのはその人の考え方ですから文句は言いませんが
転職したらその会社では全くの初めての職種であれば前の3年の経験は全く役立たずで
また新たに仕事を憶えていかなければなりません。
高校卒業が18歳 3回の転職を3年おきに繰り返すと4回目は9年過ぎていますので27歳 同じ職場だ頑張った人とは9年の差が生まれてます。
9年とは小学校入学して中学校を卒業するまでの時間です。
自分にこの仕事は合わないなぁと考えるのは簡単ですが 合うまで頑張ってみるという事も
すごく大事な事だと思います
職場は変わっても例えば営業職とか経理畑というように同種の業務でしたらスキルアップできていますので転職するならそのように同種の業務を続けられたらと思います。
例えば老舗のお店や 歌舞伎界の人たちはほとんどが世襲ですから自分に合うとか
合わないとかはあまり考えないのではないかと思いますが立派にやっておられます。
そのように職業を変わっていくことは私はあまり良いことではないかと思います。
例えば仕事を次々代わっている人の履歴書を見た得 採用する側としては
またすぐに辞めるのかな?と思うと厳しいと判断すると思います。
来年の2月にうちに大工さんになりたいという20歳の方が就職してきます。
高校を卒業し 2年間 宮之城の職業訓練校で大工になる基礎を勉強してくる方です。
まなぶつもりで頑張っていますので 来年うちに来た時は基礎ができていて棟梁に就いて仕事を
始めたらすごく成長すると思います。
職業選択の自由が日本にはありますからなんにでもなれます。
ただ ミュ-ジシャン YOUTYUBER プロスポ-ツ選手 タレントなどは否定はしませんが
才能が有って死に物狂いで練習 訓練を積んで一流の力をつけたとしても
幸運 強運という自分ではどうしようもない力も必要です。
今世の中は人口減少で皆さんが仕事につく頃は引く手あまたの状況だとはあ思いますが
一生の仕事としてやっていくにはそれなりの根性やる気が必要です。
まだ小学5年生ですから就職までには高校卒業で7年 大学で11年 と長い時間が有りますので
焦る必要はありませんが 将来 就職して結婚して子供を育てていくという長い時間
生活が成り立つには収入源 つまり仕事が必要です。
自分でなりたい職種 職業が有ればまずは親 先生 そこに勤めている人の話を聞いたり
ネットで調べたりして早めに方向性を決めたらいいのではないかと考えます。
自分で決めないと逃げが出ますので自分でなりたい職業を探してみてください。
最後にその時に頑張れる体力 特に健康ですが十分に気を付けて中学高校と進むに併せて
部活動などを積極的にやって もちろん勉強もやってその時にふさわしい知力体力経験を蓄えてください。








