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建築キャリア50年のオヤヂの話

じっくり腰を落ち着けて家を建てる方 専用ぺ-ジ

"Doing"   第7回 家族の意見集約 その2

 
"Doing"   第7回 家族の意見集約 その2
 まとまった 

まとまらなかった 

その時どうするか?

2ヶ月が経ちました。少し中だるみが出てきます。
意見がまとまった場合  おめでとうございます。
まとまらなかった場合  残念ですが・・・。

ただどちらの場合でも特に問題ありません。
???? ナニッ!!
お怒りはごもっともです。
せっかく頑張って結果を出したのに 

結果は出なかったけど頑張ったのに

出来上がった間取りは皆さんの希望を

取捨選択したものですが 残念ながら

ほぼ最初に思い描いた面積(坪数)の

1.2倍ほどになっているはずです。

ひょっとするとそれ以上かも。
前回 (金額については除いてOKです。)と書きましたが

実際最も大きく

建築の計画に影響を与えるのがこの金額 予算です。
 面積が大きくなってかなり多くの場合

予算オーバーであることが多いんです。


2ヶ月もかけてやっとまとまりかけたプラン

あきらめますか?


それとも再度始めますか プラン作りを。
また全く意見集約ができなかった時はどうするか。

そんな時に考えてほしい事。
それは他人 正確にいえば 

専門的知識を持った他人にアドバイスを

受けることです。

皆さんは何かしらの職業についておられると思います。

その仕事の上で全くの素人さんと話を

したことはありませんか?

そしてその時の

的外れな質問や考えを見聞きしたことはありせんか?

そうです。

素人さんのアイデアは面白い事も多いのですが

 『?』

の付くことも多いんです。

プロに相談すると夢はそのままに 

1.2倍に膨らんだ面積を

縮めてまとめてくれます。

そんなプロとはどこにいるのでしょうか?

   有限会社 堂領建設 

代表取締役 堂領弘隆(文責)

この文章は私個人の意見ですので

世の中の考えと違うことも多々あります。

.

"Doing" 第6回   家族の意見集約  その1
キャリア50年目の工務店の親父の考える注文住宅

1.家族の意見集約に2カ月 とは
御夫婦 親子 子供同士など
家族関係はいくつかあります。
まずはすべての要望を集めましょう。
かなりの数が出てきます。
でも遠慮はいりません どんどん出してください。

素敵なお部屋の載っている本も購入しましょう。
出来たらCMの少ない高級住宅の載っている本の方が
いいと思います。

平屋や2階建  洋風や和風  
和室や洋室 各室の面積などなど 
もちろんすべての希望を取り入れられたらいいのでしょう

が そうはいきません。

なぜって 広さや大きさ 金額に制限があるからです。
4人家族 一人当たり10件の希望があったとしたら
それで40件。
不可能ではありませんがまとめるのに
大変な労力を必要とします。


それではどうするか。
 みんなで持ち寄った意見を一覧にしてみます。
すると2.3項目あるいはもっとたくさん

重なる項目が出てきます。
それでも30項目以上です。

私の経験から言うとどうしても譲れない
(金額については除いてOKです。)
ものにも優先順位があります。

 それを各人で自分のものに優先順位を付けるんです。
そしてそれを持ち寄り家族に対して
プレゼンテーションしましょう。
 自分の希望か叶うか否かはそのプレゼンに
因るかもしれないとなると
力が入るはずです。

ただこの期間があまり長くなると疲れが出たり
家族の意見対立がでてきて
良くない方向に進んでしまうことになります。
2ヶ月は最長期間と考えて下さい。

 まとまったら・・・・?  ハイ 素晴らしいと思います。

まとまらない時 
たぶんその時の方が多いと思います。

どちらかになります。
まとまった まとまらなかった その時どうするか?
次回はそんな話をいたします。


.

Doing" 第5回  重ねられる時間 




ところで2回目に
1.家族の意見集約に2カ月 
2.実際に間取りを作ったり展示場を見に行ったり
3.勉強する時間 業者さんを選ぶのにが3カ月  
4.決まった間取りを図面にして見積もり
契約するまで3カ月 
5.着工~竣工まで6カ月 

簡単にいったとしてもこのくらいはかかります。
 とは書いてありましたが
今回の短縮できない時間の事は書いてありません。
 どこに行ったのでしょうか

実はこの裏に並行して流れています。

 土地が決まっていますのでこの期間に
間取りや見積もりを検討するんです。
家族構成 予算 接道などありとあらゆる
条件を取り入れて間取りを作ります。

料理にたとえてみましょうか?
 魚釣りに行って鯵が10匹釣れました。
塩焼きにして今夜の酒の肴です。

食べるまでに必要なこと 
魚をさばく 炭火を熾す 焼く 皿に盛る
魚をさばいてから火を起こすと火が熾きるまでの間
待っていなければなりません。
ですからまず火を熾して 
熾きるまでの間に調理 魚をさばきます。
そうすると待ち時間がぐんと短縮でき
速やかにお酒が飲めます。

土地購入が決定したらすぐ間取りを作るために
家族の意見集約を始めましょう

そしてそのことにしばらく注力してください。
友人や身内など最近家を建てた人のことなどが
気になってきます。

モードが切り替わる時期です。
だんだん気持ちが高ぶってくる時期に入ります。

次回からは上記の1~5について内容を深めていきます。



Doing 4回目 短縮できない時間  農地法





農地を購入して家を建てることを前提に
お話を進めていきます。


土地が決まれば農地法の地目転用申請 
いわゆる5条申請です。

家が建ったら畑 田という地目を宅地に
変えて良いという許可申請です。

農地法の申請は受理されれば
必ず許可される手続きです。
ですから話を進めていって大丈夫です。


 土地の契約時 契約書に残金の取引をするのは
この許可が下りた時
と書いてあることが普通です。

ただこの許可が下りることは間違いありませんが
その前にいかなる
工事も進めることは厳禁です。
境界のブロックなどを積んだり
土を入れて敷地を高くするとかは

形状の変更とみなされて
許可が下りるのが遅くなったり
原状復帰を要請されることもあります。


またこの手続きは行政書士という資格者が
行うことが一般的です。


もちろん自分でもできる申請ですが
書類を作ったり申請して受理されるまで

何度も足を運ばなくてはなりません。

また個人申請の場合は少し審査基準が
厳しいように思います。

ですからその土地のある市町村の
行政書士に依頼するのがもっとも
簡単にいく方法ではないでしょうか?

ところで前回に

家族の意見集約に2カ月 
実際に間取りを作ったり展示場を見に行ったり
勉強する時間 業者さんを選ぶのにが3カ月
  決まった間取りを図面にして見積もり契約するまで3カ月

着工~竣工まで4カ月 

簡単にいったとしても
 とは書いてありましたが

今回の短縮できない時間の事は書いてありません。

 どこに行ったのでしょうか



"Doing" 3回目 短縮できる時間 できない時間



年の初めお正月に家を建てる話が出たと仮定します
時間には短縮できる時間とそうでない時間が
存在します。


短縮できる時間とは どのようなものでしょうか?

まず考えられるのが 間取りを決める期間や
 工事に入ってからの工期など
頑張れば何とかできる時間です。

 それでは短縮できない時間には
どのような時間があるでしょうか。


それの最も大きなものは役所や機関に提出した後の
承認までの時間
たとえば 農地法の許可証 建築基準法や都市計画法
などの許認可です。

新しく農地を買って地目変更の申請をすると
3カ月かかります。

建築の申請をすることを確認申請といいますが
農地法の許可が出ていないと
受け付けてくれません。

 つまり役所はあまり建築をする人の立場には
立っていないのです。

 建てる土地がある方にはここまでの話は
確認申請だけでよいのですが・・・。
このような時間を見越しておきたいものです。
この短縮できない時間はかなり大きな時間であることを

知っておいてください。
次回は農地法申請についてお伝えいたします。


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