建築キャリア50年のオヤヂの話
じっくり腰を落ち着けて家を建てる方 専用ぺ-ジ
"Doing" 子供用机の大きさとは 第11回
”工務店のオヤヂの立場でお話させていただきます。
次回に答えを出しますが 私にはあなたの書かれた寸法が見えます。
と書きました。
たぶん 110センチx70センチx70センチ
この場合私が言いたいのは 数字ではなく 単位。 たぶん皆さんセンチと
書かれておられませんか?
ミリで書いている方は少ないだろうと思います。ましてや寸尺は・・・・。
つまり一般的な皆さんの普通の長さの単位 (物にもよりますが)は
メートルとセンチです。
なぜこんなことを書くのか?
普通図面屋の単位はmmミリメートルです。
なぜか? 図面はそれほど緻密なものなんです。
でも職人さんたちは寸尺を使っています。センチより大きな単位です。
彼らは図面に合わせて作るのではなく現場に合わせて作業をするからです。
現場の寸法 原寸を図って あるいは作っています。
数字上で納められる図面屋さんは信用してもOKです。
というのは現場 施工がわかっていないと図面になりません。
私は常々 設計屋さんは通訳だという考えを持っています。
センチで話された施主様の意見 要望を職人さんに寸尺で伝える作業。
もちろんこれは木造住宅に限りますが。
現在世の中に流通している木造住宅用建材はほとんどが909mm(3尺)
1818mm(6尺 1間) 3030mm(10尺 丈)という規格で作られていま
す。
この根本はこの寸尺がベースにあるからです。
あなたに一番良い図面を書いてくれる人 それはこんなことが出来る人です。
間取りが決まり図面になってきました。
平面図 立面図が1/50あるいは1/100で描かれています。
玄関の場所 リLDKの広さ プライバシーの確保 明るさ、通風の適切さ
どれをとっても うまくいっていると思える図面です。
玄関の場所 リLDKの広さ プライバシーの確保 明るさ、通風の適切さ
どれをとっても うまくいっていると思える図面です。
そんな図面に出会えるまで皆さん妥協なさらないように・・・・・!!!。
有限会社 堂領建設 代表取締役 堂領弘隆(文責)