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「脱プレカット宣言」
プレカットは非常に仕口が精密で　工期の短縮になるので
現在多くの建設会社　工務店で利用されています。
ここ数年当社でも木材の切込みを　プレカットにすることが
多くなりました。
棟上げ当日　その担当棟梁が「直会」に出席するのですが
早々に切り上げて帰ってしまうのです。
（当社は棟上げ当日　ヒトンギョ　直会をすることが多いんです！）
ただ棟梁が自分で墨付けして切り込をした場合
この「直会」がお開きになるまで　しっかり残るんです。
少し気になりましたので話を聞いてみますと
プレカットの場合の棟上げは
別の棟梁の応援に行っているようで　落ち着かない
その後　内部のしきい鴨居枠材など加工すると
自分の現場になったような気がすると言います。
そこで　現在9人の棟梁がおりますが　皆に聞いたところ全員が
「墨付け　切込みをしたい」と申しました。
そこでこの宣言になるわけです！！
もちろん今後工期の関係や諸事情でプレカットになることも
当然ですが発生することもあります。
ただ全員の棟梁が希望した以上
「墨付け　切込み」を当社の基本に据えようと考えます。
棟梁同士切磋琢磨し　技術の研鑽　向上へ
若い棟梁への知識　技術の伝承を希望し
ここに　「脱プレカット宣言」をいたします！！。

有限会社　堂領建設　
　　　　　　　　代表取締役　堂領弘隆