当社の仕事自慢
当社はこんな事やってます。
手刻み手加工 考
当社の最もこだわりの強い事
それは住宅を一軒一軒経験豊富な大工職人による
墨付け 切込を行っているところです。
まだ墨付け切込みをやっている大工職人はいるとは思います。
しかし年間20棟以上手刻みを続けているところは
多分都城地区 あるいは宮崎地区をひっくるめても
うちぐらいではないかと思います。
現在ほとんどの木造住宅はプレカットを利用していると思います。
またサッシ廻りの枠材や出入り口のドア枠や敷居カモイも手加工です。
「意地」でやってます。(笑)
職人の知識と経験を大事にしていこうと思っています。
当社の木材 自然乾燥材 考
この頃流通している木材の多くは人工乾燥材(KD材)です。
これは物理的に木材の温度を上げ内部の水分を抜く乾燥方法をとっています。
このKD材の良さは乾燥率をかなりあげることが出来る(良く乾燥する)事です。
そしてその反対にある乾燥材が自然乾燥材(AD材)です。
この欠点は乾燥に時間がかかる 乾燥率が低い事が挙げられます。
ところで当社はあえて乾燥度が低い自然乾燥材を使っています。
その理由
① ほっておくだけですので木材の乾燥によるCO2の発生を抑える。
② 乾燥時に温度が上がりませんから 内部の防腐や色つやに有効な成分を逃がさない
③ 自然乾燥材はカンナを掛けて時 非常に色合いが美しい
などなどです。
自然乾燥材の作り方は非常に単純です。
製材した木材を風が通りやすいように桟木を入れて各木材の間に隙間を作ります。
そして野積み(外に積み重ねておく)し そのまま6か月以上ほっておきます。
雨の日にもシートを掛けるようなことはしません。
雨に濡れたら濡れたでそのままです。
そして乾燥が進んだら雨のかからない倉庫に保管します。
そして使う前に全面をカンナがけして使用します。
乾燥の途中では濡らすのに保管では倉庫に です。
当社の基礎 考
建築基準法上 木造住宅の基礎は
高さ最低300㎜以上
暑さ120㎜以上と決められています。
当社の基礎は
立ち上がり高さで420㎜打ち込みに
天端均しモルタルでおおよそ≒450前後
厚みは135㎜としています。
この頃の住宅は330㎜前後 暑さが120㎜の基礎が多いように思います。
ただこの高さでは将来床下で何か問題が発生した場合
床下に潜り込むには厳しいと感じているからです。
もちろん低くすることのメリット(?)もあります。
基礎の長さが100ⅿの場合
生コンが1.62ⅿ3少なくて済みます。
鉄筋も横筋という部分が無くて済みます。
その分安くはなります。
金額にして1.62X23500=38,000円
鉄筋が20000円というくらいでしょうか?
ただそのくらいならうちの基礎仕様の方がよくありません?
当社は木造軸組み在来工法で注文住宅を生業としております。
当社の創業は1986年 昭和61年9月です。
私 堂領弘隆が前の勤務先を辞め新たに建築業を始めました。
写真はその時使っていた連絡帳。
私が不在の時や忘備録としてずっと使っておりました。
(現在も11冊残っております。)
携帯電話どころかポケットベルも普及していない時期でした。
(ポケベルの最盛期は1996年で契約者数は1078万人とあります。)
今年は2025年ですから今年の9月で創業40年になります。
いままで工事をさせていただいた新築住宅の総数は600件を超えます。
そしてすべての資料は全部残っています。
(2枚目と3枚目の写真)
当社の特徴は
①完全自由な間どり
②使用する構造材はすべて宮崎県産の木材
③自然乾燥材(製材してほっておいてじっくり時間をかけて乾燥させます。)
④ベテラン大工職人による墨付け切込み(手刻み)
⑤室内外の建具枠材 サッシ枠もすべて手加工
⑥仕上げ材は無垢材自然素材を使用
⑦クロスなども極力塩ビ製品を使わない
など
いろいろ多くの特徴がございます。
そのあたりを今後ここにアップしましてお伝えできたらと考えています。
ぜひご覧になって
住宅建築
リフォ-ム
リノベ‐ション
などの計画がございます場合
お声がけください。